現在は国産のわりばし(原材料の木材の産地が日本で、加工も日本国内のもの)は限られています。
古くからの生産地の奈良県70%をはじめ、専門的な工場のある石川県15%、白樺などの寒冷地の材を活用する北海道10%、
その他が5%の生産量となっています。
どうですか?思っていたよりも産地が偏っているなと感じませんか?
けっしてこの国の山に木材がないわけでも技術や設備(機械)が準備できないというわけでもありません。
山やその資源にこの国の人々の関心がないのです。
関心を持つのは山崩れや、老木花粉による花粉症などの災害時だけです。
木と紙の文化を育んできた国
いま一度、過去から未来へと襷(たすき)をつなげていきたいものです